タイトルはある一人の芸人によって
生み出された楽曲でありますが、
その楽曲が結果的に世界的に流行するわけですから、
改めて思うことですが、これはとてもすごい現象だと思います。

引用します。

PPAP
I have a pen.I have a apple.
Ah,apple pen.
I have a pen,I have a pineapple.
Ah,pineapplepen.
Applepen,Pineapplepen.
Penpineappleapplepen.

なるほどI have aが2つ続くので
これは省略され、pen と apple が残る。次のフレーズも
I have aが2つ続くので、やはり省略され、pen と pineapple が残る。
結果、penpineappleapplepen 両端のpenにpineappleとappleが
見事に挟まれます。もちろん
Pen Pineapple Apple Pen に区切った方がPPAPにふさわしいです。

このように単語が
切られたり、くっついたりする様を見ると、
まるでドイツ語みたいですね。

ドイツ語には分離動詞というものがあります。
字のごとく、切り離される動詞です。その1つにaufsthen という単語があります。
寝ていて目を覚ます、つまり起きるという意味があります。このaufstehen 
一見、一語のように見えますが、実はauf stehen という風に切り離すことができます。
このauf は分離前綴りと言われます。

は朝9時に起きる は ドイツ語では
Ich stehe morgen um 9 Uhr auf . となります。
しかし、複文だったり、~しなければならないとか~したほうがいいとかの助動詞が
来ると、話法の助動詞というそうですが、単語はくっついたままになります。

私は朝9時に起きなければいけないのですか? は ドイツ語では
Muss ich aufstehen morgen um 9 Uhr ? となります。
そして分離するしないにかかわらず、分離動詞の場合は
分離前綴りにアクセントが置かれます。つまり
アウフシュテーエンではなくア ウフシュテーエンとなります。

Wenn ich laufen morgen um 4 Uhr,ich muss morgen um 4 Uhr aufstehen.
これは先ほどの複文という形です。wennは~なのでという理由を
表す接続詞です。英語で言うところのbecauseでしょうか。
朝4時に走るので、朝4時に起きなければならない、
という意味です。変ですね。長い文章ですが、同じ単語があります。
それを省略すると、wenn laufen muss aufstehen のたった4語しか残りません。
適当に組み合わせると、wenn muss lauffen stehen auf

うーん、残念ながら
PPAPのようにうまく行きませんでしたが、
PPAPの理論と分離動詞の理論が少しは似ているのではないか、
そう思った次第であります。

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