シャトー ラフィット ロートシルト2006

かつてコンティ公爵とロマネの畑を競って、負けちゃったポンパドール夫人。ロマネの畑を逸した後おねだりしたのがここ、シャトー・ラフィット・ロートシルト。はるか何世紀も前からフランスワインを代表する名酒の一つ。典雅で優雅。

シャトー・ラフィット・ロートシルトは、ボルドーの北西メドック地区の高名なワイン生産地ポーイヤック村の北端に位置する。シャトーの敷地面積は123ヘクタールで、うち100ヘクタールがブドウ畑となっている。石灰質を基盤とする砂利質のテロワール(土壌)はメドックでも最上と目されている。

「ラフィット」という呼び名は中世の農園の名称として14世紀の文献に登場する。ポーイヤック村の中で一番小高い丘に位置していたことから、古いガスコーニュ語で「小高いところ」を意味する「La Hite」(ラ・イット)が転じてラフィットと名づけられたという。ブドウの作付けは中世から行われていたが、17世紀にセギュール家がシャトー・ラフィットの所有者となり転機が訪れた。1670年代から80年代にかけて、ジャック・ド・セギュールがブドウ畑を広げ、ワインの生産を本格化させた。

容量  750ml.
生産国(地方)  フランス・ボルドー ポイヤック
ヴィンテージ  2006
ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニヨン82%
メルロー16%
プティ・ヴェルド2%
タイプ  フルボディ
生産者  バロン・ド・ロートシルト

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